つい先日、とある番組の打ち上げ旅行に行ってきました。
群馬の山奥、法師温泉・長寿館です。
(テルマエ・ロマエのロケ地にもなりましたね)
それはもう年季の入った建物で、しかも私達が泊まった部屋というのがですね、
その昔、あの与謝野晶子が滞在した部屋だったのです。
彼女が宿に到着した当時の写真(白黒)が、廊下に飾られていました。
宿までの険しい山道を、なんと籠に乗ってやってきていたようです。
お供の者達をぞろぞろ連れて。
籠屋もお供もたまったもんじゃないですよね。
何十年も後になって、こんなところで(しかも縁もゆかりもない者達に)同情されることになろうとは、
籠屋の人たちは思いもしなかったでしょう。
さてこの法師温泉。
避暑地と言われるだけあって、非常に涼しかった!
川が流れている側に行くと、ひんやり気持ちいい空気が常に漂っていました。
それに、余計な音が一切聞こえてこない。
都内におりますと絶対、テレビ音声やらどこぞの店からBGMやナレーションが聞こえてきたりするんですが、
それらが全くない!゚+.(◕ฺ ω◕ฺ )゚+.
おかげで本格的にリフレッシュできました。
音を断つというのは、普段はなかなかできません。
何かしら、強制的に耳に入ってきてしまいます。
なので、どうしても仕事脳が働いてしまうんですよね。
「あ、今のイントネーションちょいおかしかった」とか、
「この人これでいくら貰ってんだろ」(←)とか
「この声、誰それによく似てるなぁ」とかetc... 。
否が応でも意識してしまうんです。
それらを自分でシャットアウトするって、かなり難しいんですよね。
それこそお坊さんレベルで瞑想できないと無理なんじゃないかと。
そういえば昔、私の先輩も言っていました。
完全休養を取りたい時は、テレビもラジオも何もない、音のない場所へ行くんだと。
当時はただ「へー( ´_ゝ`)」とか思って聞いていましたが、
今回の旅では、それをしみじみと実感できたのでありました。
広告が出るのが嫌だからと、半ばムリクリ更新しましたが、
もっと面白い記事書きたいわー。
でも炎上したら困るしね。(←これいつも言ってる気がする)
言いたいことが言えない、書きたいことが書けない、
そんな封鎖的な今の世の中。
そんな世の中について思うことを、
本当は書きたかったりするんだけれどもですよ。
けれどもですよ、与謝野先生。
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